院生に大学院入試問題(英語)を作成させる教授
私がこのゼミに入学した年の夏頃,突然教授が,「今年度は大学院入試の英語問題の作成担当が私に当たってしまった。本当に嫌になる。」と騒ぎ出した。
誰が入試問題を作成しているかは,極めて機密性の高い情報であり,そのような重要な情報を,院生の前で暴露して良いわけがなく,そのような情報を知ってしまったことや,平気で暴露する教授に対して,非常に恐怖を感じた。ただ,恐れていても仕方がないので,何かの間違いだ,聞かなかったことにしよう,と気にしないようにしていた。
しかし,それから数日後,突然教授が,「この洋書の,この段落からこの段落までを院試に使うことに決めたから,この内容で何か問題を作っておいて。」と院試問題の作成を,一院生である私に頼んで来たのである!!
さらに,教授は,「このことは絶対に誰にも話してはならない。ファイルのやり取りは,証拠に残らないよう全てUSBメモリでやる。」と,脅迫してきたのである!!
このようなことを平気でやる教授である。拒否すると何をされるかわからないという恐怖から,私は「はい」と返答する他,なすすべがなかった。結局,私と,もう一人「通訳」の仕事をしていた社会人院生の二人で,問題を作成することとなり,私達が作成した問題はそのまま実際の試験問題として出題されることとなった。
これは言うまでもなく,入試問題を暴露していることに準じる,問題行為である。
不思議なのは,このような問題行為を犯して,院生に試験問題を作成させるとことのメリットが,一般的な感覚からは極めて理解しかねるという点である。
最も考えられるのは,教授に試験問題の作成能力がないというところであろうか。
現在,ハラスメント相談室に,このような経緯を含めて,指導教員の変更を相談している段階である。
教授が懲戒免職となる例
過去に教授が懲戒免職となった例を,ハラスメント相談員の方から伺ったので,メモしておく。
●ハラスメント系で懲戒免職となるには身体接触が必要(かも)
セクハラにせよ,アカハラにせよパワハラにせよ,懲戒免職となった例は,すべて身体接触が伴っているらしい。身体接触は,アカハラであれば,いわゆる,殴る・蹴る,ものを投げつけるなどといった物理的な行為が該当する。明確な規定があるわけではないものの,これに該当しない例で,免職まで追い込んだ例は,聞いたことがないとのことであった。
「学業・研究の妨害」や,「発言」などにハラスメント被害が留まっている場合は,「停職3ヶ月」や「当該教授の下でのゼミ制度の廃止」が,処分の限界であるそうだ。「厳重注意」などで終わるケースも少なくないらしい。
●科研費の不正使用や,試験問題の漏洩で懲戒免職
ハラスメント系ではないが,「教授 免職」などと検索すると,科研費の不正使用や,試験問題の漏洩が発覚した場合に,懲戒免職となっているケースがニュースになっていることがわかる。ハラスメントを犯すような教授は,このような他の問題行為が伴っている可能性が高いので,可能であれば,このような公的被害を訴えた方が,問題教授を退職させられる可能性が高い。
ハラスメント系は,匿名で被害を訴えることが難しく,私的な恨みを買いやすい。一方,後者の被害は,大学や学振に匿名での通報窓口が開かれているため,被害を最小限に抑えた状態で,教授の処分を世に問うことができる可能性がある。
ハラスメントで悩んでいる学部生,院生,その他事務補佐員の方などは,後者で被害を訴えることはできないか,一考の価値があろう。
勤務予定時間を「貯めておく」ことを強要する教授
ウチの教授は,雇用関係にある院生(または学部生)に対して,勤務予定時間中に,仕事をしていなかった時間を計算して,「貯めておく」よう強要する。
例えば,ある日の勤務予定時間が,13:00~17:00だったとする。
その日いつも通り出勤して,今日は何をすればよいかと聞いたとき,「今は頼みたいことがないから,勤務予定時間を貯めておいて」と言うのである。しかも,厄介なことに,「まだ帰らないでしょ?頼みたいことができたら言いに行くから,部屋にいてね。」とも付け加えるのである。にも関わらず,その後,何の声掛けもなく,いつの間にか教授だけ先に帰宅していたりする。
そして,勤務予定時間外である別日など,院生が自身の研究を進めている時に突然,「この前貯めておいた分,いま使うわ」と言って,突然,仕事を依頼してくるのである。
これは,そのように強要される側からすると,堪ったものではない。理由は大きく2つある。
1.自分のスケジュールをめちゃくちゃにされる
院生にも自分のスケジュールというものがある。今から3時間はまとまった時間がとれるから,この時間に論文を書いてしまおうとか,実験の準備をしておこう,といった計画を立てているのである。その最中に,予期できないタイミングで,作業を中断して別の仕事をせよという命令が頻繁に下されるというのは,非常にストレスである。
何のための勤務予定時間なのかという話になる。
2.待機時間が労働時間として考慮されていない
教授の言い分としては,「自分の好きなことをしながら部屋にいるという時間は,待機時間であっても,勤務時間には含まれない」ということらしい。しかし,この時間は,「部屋で待機する」という条件に拘束されているという点で,行動の自由を奪われている時間である。例えば,図書館へ資料を読みに行くことなどが許されないのである。
このような時間を,労働時間として一切加味しないというのは,いかがなものであろうか。
「貯めておいて」という表現を,サラッと口にするという点にも,配慮が感じられない。なぜなら,教授にとっては,労働力を「貯めておく」のかもしれないが,院生にとっては時間を「利子付きで借金する」のと同義であるからである。
今は,雇用関係にないため,大学に行かないことで,このような被害から逃れることができているが,別の問題が発生している。
この先,被害者が出ないことを願うばかりである。
院生を秘書と呼ぶ教授
うちの教授は,最も長時間の雇用関係(謝金の出処は,科研費か校費)にある院生を秘書と呼ぶ。
例えば,秘書が新しく交代した時には,「新しく入った秘書の○○くんです」と,事務や会計に紹介して回るのが慣例である。
また,「秘書室」という名の隔離部屋が存在する。この部屋への配置を命じられた暁には,勤務予定時間の内外に関わらず,膨大な雑務が無慈悲に降り注ぐことになる。
アカハラ相談室の相談員の方には,これまでいろいろな事例を見てきたが,そんな例はこれまで見たことも聞いたこともないと言われた。
秘書と呼ばれることをもって,直ちに問題行為であるとは言えないかもしれないが,秘書とは一般的には,上司の重要書類を扱ったり,雑務全般を代行したりするものであり,院生が自身の学業や研究を第一に進めながら,片手間にできるアルバイトではないと考えられる。
教授は,これを理解しているのか否か定かではないが,院生に対して「院生」というラベルを引っ剥がし,「秘書」というラベルを新たに烙印することで,自らの行為を正当化しているように見受けられる。
その酷い業務内容について,今後少しずつ暴露していくことにする。
教授の問題行為のアウトライン
私が,博士後期課程から編入した某O大学の研究室。
入学後,異常事態が頻発している研究室であることが発覚した。
このブログは,その一部始終を記録するものである。
異常事態の根源は教授である。
以下,その具体的内容。
- 院生を秘書と呼び雑務をさせる
- 勤務予定時間に関係なく,頼みたい時に雑務を頼む
- 勤務時間について,虚偽の申告をするよう強要する
- 仕事を頼みたい時に在室していなければ(勤務予定時間に関係なく)激怒する
- 仕事を頼みたい時に講義をとっていれば,講義の内容を意味がないと批判し,履修登録を取り消すよう脅迫する
- 他のアルバイトや学内公募のTAに応募したいことを伝えると,時間の無駄だと言い,自分の手伝いをした方がよっぽど有益だと言う
- 特別研究員の応募に必要な推薦書の執筆を拒否する
- 奨学金の応募や年次報告に必要な所見の執筆を拒否する
- 院生に大学院入試の問題を作成させる
- 証拠が残っては危険だからと,メールでのやり取りを拒否する
- 院生に自宅までの車での送迎を要求する
- 無料のバスが走っているにも関わらず,院生に別キャンパスまでの車での送迎を要求する(しかも会議が終わるまで数時間待機することを強要する)
- 自身が査読者として関わった論文の詳細な査読過程(文書のやり取り)を暴露し,他大学の教授や院生の人格を,「天使の顔をした悪魔」などと名指しで批判する
- 自身が担当している数十人以上の講義のレポート採点および最終成績のシステム入力を院生に強要する(TAではない)
- 院生が執筆した論文のファーストオーサーを乗っ取る
- ある院生を「大嘘憑きのとんでもない卑怯者」と呼ぶ(その院生は他の研究室に移籍)
- ある学部生を「人格に問題がある」と言う(その学部生は大学院から他の研究室に移動)
- 雇用関係のない院生に対し,私的な質問や困り事(e.g., 年賀状を印刷するのがたいへん,論文が見つからない)を延々と述べ,こちらが「自主的に」「やっておきましょうか」というまで一向に退室せず,研究を妨害する
詳しくは,少しずつ遡って書いていきます。