アカハラと戦う

関西圏の某地帝大博士後期課程在籍中の大学院生がアカデミック・ハラスメントと戦うブログ

初めての方は,まず,ウチの研究室の酷い実態のアウトラインを御覧ください。
コチラから

院生に大学院入試問題(英語)を作成させる教授

 
 
 

私がこのゼミに入学した年の夏頃,突然教授が,「今年度は大学院入試の英語問題の作成担当が私に当たってしまった。本当に嫌になる。」と騒ぎ出した。

 

誰が入試問題を作成しているかは,極めて機密性の高い情報であり,そのような重要な情報を,院生の前で暴露して良いわけがなく,そのような情報を知ってしまったことや,平気で暴露する教授に対して,非常に恐怖を感じた。ただ,恐れていても仕方がないので,何かの間違いだ,聞かなかったことにしよう,と気にしないようにしていた。

 

しかし,それから数日後,突然教授が,「この洋書の,この段落からこの段落までを院試に使うことに決めたから,この内容で何か問題を作っておいて。」院試問題の作成を,一院生である私に頼んで来たのである!!

 

さらに,教授は,「このことは絶対に誰にも話してはならない。ファイルのやり取りは,証拠に残らないよう全てUSBメモリでやる。」と,脅迫してきたのである!!

 

このようなことを平気でやる教授である。拒否すると何をされるかわからないという恐怖から,私は「はい」と返答する他,なすすべがなかった。結局,私と,もう一人「通訳」の仕事をしていた社会人院生の二人で,問題を作成することとなり,私達が作成した問題はそのまま実際の試験問題として出題されることとなった。

 

これは言うまでもなく,入試問題を暴露していることに準じる,問題行為である。

不思議なのは,このような問題行為を犯して,院生に試験問題を作成させるとことのメリットが,一般的な感覚からは極めて理解しかねるという点である。

最も考えられるのは,教授に試験問題の作成能力がないというところであろうか。

 

現在,ハラスメント相談室に,このような経緯を含めて,指導教員の変更を相談している段階である。