指導教員を変更する方向で動いてもらえることに
大学のアカハラ委員会で,教授の数々の問題行為と,私の被害状況について,審議を進めてもらった結果,指導教員を変更する方向で,動いてもらえることが確定した。
教授に何らかの処分を与えるのではなく,なぜ指導教員を変更する方向になったかというと,どちらか一方を選ぶよう,相談員に求められたためである。両方できないわけはないはずであるが,教授に対して「処分を与えない」という条件を提示することで,指導教員を変更してもらうという要求を飲ませやすくするという方略らしい。つまり,どうやら,教授が認めなければ,(そもそもの問題が教授にある場合でさえも)指導教員の変更は認められない,ということらしい。
全くもっておかしな話である。
大学は,どこまで教授に無用な権限を与えているのか理解に苦しむ。
おそらく,懲戒免職の処分が確定できるような事案でない限り,この権限を剥奪することは難しいのであろう。教授に処分を与えられない限り,当該ゼミでの被害を根絶することは難しく,被害者にとっては甚だ納得のいかない話である。
まだまだ,考えなければならないことが多そうである。
来週以降,また相談員の方と,話しをする時間をとってもらえそうなので,この問題を踏まえて動いていきたい。